preload

第1回 応援団演舞会「鳳凰山の下に」


記録的な大雪に見舞われ、正月気分も覚めやらぬ平成18年1月8日(日)、母校応援団による初の演舞会「鳳凰山の下に」が大館市民文化会館中ホールで開催されました。(タイトルは、東京六大学応援団の演舞会「六旗の下に」に倣ったものだそうです)

応援団に入団する生徒は少なく、存亡の危機に瀕すること数知れず。そんな中、少ない人数ながらも鳳鳴健児の意気高く、応援団活動を広く知ってもらおうと第61代団長・阿部敬功君を中心に企画されたものです。大学応援団などではよく見られるものですが、チアガールが結成されて数年になり華やかさも増して十分見応えのあるステージとなりました。3年生が引退し、1、2年生だけとは思えない程で、200名の観客を魅了しました。

始めに、応援団旗が登場。誇張した司会のスタイルは正に大学応援団の演舞会そのもの。厳めしい顔つきながら冗談を交えての進行のミスマッチが会場を笑わせます。

校歌、記念歌、秀麗、烈風…とお馴染みの曲が続きますが、大学応援団と違い、ブラバンが応援団野傘下にないことから?BGMにCDを流しながらの歌唱。もっと声が大きくてもいいかな?と思いつつも頑張っている彼らの姿を見ていると多少の事には目を瞑らざるを得ないでしょう。

応援歌のCDに挿入されていない曲では節回しに難があったものの、継続的に指導されていなければこれも致し方ないかと思いつつ、応援団OBの皆さんの今後の取り組みに期待したいところです。

後半(2部)では、東京六大学などの応援で有名な曲目がテンポよく演舞され、野球部員が友情出演したり、会場からの紙テープによる演出などボルテージが最高潮に達した頃、来場者と一体になり校歌を合唱して感動のうちに幕を閉じました。

応援団の隆盛は運動部の活躍によるところ大と思いますが、独自の活動を模索しているところに鳳鳴の伝統を感じました。