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松下村塾園遊会


(財)大館鳳鳴高等学校振興会(以下鳳鳴振興会)と鳳鳴会は平成16年7月24日(土)、松下村塾の今後の活用方法を模索・議論の活性化を図るため、大館市北神明町の松下村塾で初めて園遊会を開催しました。

鳳鳴振興会が所有する松下村塾は、昭和59年に安田生命相談役であった竹村吉右衛門氏(大中15期)の寄付により完成し同会が管理運営を行ってきましたが、経年による修繕費の発生や、江戸時代の寺子屋然の狭く、照明もない建物のため会議やイベントに使う訳にもいかず、その活用と管理費の工面が課題となっていました。

振興会の会議でも何度となく議論されてきたもののこれといった打開策が無く、考え倦ねていたところ、「鳳鳴会の理事でさえ(大館の)松下村塾に足を運んだことのない人が少なからずいる」ということが発端になり、「先ずはその存在を知って貰おう」と鳳鳴会企画委員会が中心となり園遊会が実施されました。

今年は実験的な意味もあり、広く告知せず理事を中心に呼び掛けられ、29名が参加。木村会長、小松校長の挨拶の後、藤嶋顧問の発声で乾杯。夕暮れ時の暑さの中ビールを堪能しました。

参加者の感想は概ね好評で、同窓生による幕末伝の講義や、地域の小中学生向けの講座などを開催してはどうかといったアイディアなどが出され大いに盛り上がりました。

松下村塾活用のアイディアをお持ちの方は鳳鳴会までお寄せください