大正4(1915)年の「大中会設立」と「校歌制定」から、ちょうど100年!
鳳鳴会設立百周年記念祝賀会は、母校の創立記念日の平成27年5月10日(日)に大館市民文化会館とホテルクラウンパレス秋北を会場に行われました。
記念ゴルフコンペは祝賀会に先立ち、好天に恵まれた5月9日(土)、大館カントリークラブで行われました。参加数は36名、畠澤治朗さん(高11)が優勝しました。
5月10日の記念行事のトップは記念講演会で、午後1時より「日本の心を見直そう」を演題に、本校(高30期)卒の明治神宮至誠館館長の荒谷卓(たかし)さんが講演されました。イラク派遣のご経験や武道のことなどから私たちが忘れがちな「日本の心」がとても誠実に伝えられました。この講演は一般公開され、会場の大館市民文化会館中ホールは満席に近いお客様で埋め尽くされました。
つづいて会場を大館市民文化会館大ホールに移し、記念演舞会が開会し母校の応援団が登場しました。団長はじめ男子団員は少数でしたが、華やかなチアガールとともに熱のこもった演舞を披露いたしました。
また、記念演奏会は伊勢画子指揮者(鳳鳴高教、高37)のもと吹奏楽部が日頃の練習の成果を大いに発揮してくれ、大変素晴らしい演奏会となりました。両部員たちには大ホールに駆けつけたお客様から大きな拍手が贈られました。
会場をホテルクラウンパレス秋北「鳳凰の間」に移し、平成27年度鳳鳴会定時総会が午後4時から開催されました。百周年記念行事が前後に開催されたため、近年にない140名のご出席をいただきました。蒔苗誠会長(高18)の挨拶に続き、この春着任された立石隆博校長(高28)が弊会への謝意を表され、また母校の現状などを報告されました。
総会の議案は平成26年度事業報告・同年度決算(案)、平成27年度事業計画(案)・同年度予算(案)で、文書の表現の一部の疑義確認があったものの全てが原案どおり承認されました。出席者からは「地区会総会への鳳鳴会役員の出席を歓迎するので、ぜひ、出席願いたい。」、「100年のメモリアル的な事業の検討を期待する。」との声もありました。最後に事務局から役員の異動や今後の地区会総会等スケジュールについて報告がありました。
祝賀会会場は同ホテル「孔雀の間」、出席者数は約350名。午後5時15分、木村?明実行委員長(高12)が開会のことばを述べられたました。
校歌斉唱の音頭は巽純一副会長(高35)、巽副会長が「森吉の峰?」と歌い出した途端、「ピピー!」「聞けねっ?」と多数の笛と怒号が・・・。歌い直しで事なきを得た巽副会長は冷や汗?多くの方々が高校生時代の『恐怖の応援歌練習』を思い出したのではないでしょうか?
蒔苗誠会長(高18)、立石隆博校長(高28)の挨拶とつづき、根田穂美子副会長(高22)が遠路ご出席いただいた地区会役員等の出席者を紹介いたしました。
乾杯の音頭は15名が参加された「大中OB」を代表し、大中36期の伊多波美智夫さんが熱いメッセージとともにご発声されました。(この画像は来月発行の鳳鳴会会報第55号巻頭に掲載します。)
祝賀会のアトラクションは、野球部齊藤広樹監督による「甲子園エピソードトーク」で4年前の21世紀枠で出場した春の甲子園でのエピソードや授与された『選抜旗』を披露しました。秋田高で選手としても甲子園出場を果たしている監督ご自身の経験を交えたトークはとても有意義なものでした。
もう一つのアトラクションは「打楽器共演」で大間ジローさん(高25)と大沢しのぶさん(高45)は息の合ったエネルギッシュな演奏で参加者を楽しませてくれました。
祝賀会後半の当番期による応援歌合戦では、「鳳凰山の秀麗」「記念歌」「臥薪嘗胆」など次々と懐かしい応援歌が飛び出し大変な盛り上がりとなりましたが、楽しい時間はあっという間に過ぎて行き、ついに閉会のお時間。次の輝かしい一世紀を祈念し山田亮逸(高1)さんや蒔苗会長などが登壇し「万歳三唱」を行い、閉会のことばを中田直文副会長(高21)が述べ、鳳鳴会の“長い一日”を締めくくりました。
鳳鳴会設立100周年関連行事については、来月発行の鳳鳴会会報第55号で詳細をご紹介いたします。
(実行委員会記録班 高33 兜森 修)
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